XMDFビルダー3を用いたコンテンツ制作


 ここでは、XMDFビルダー3を用いたテキストコンテンツ(リフロー型コンテンツ)制作の流れをご紹介します。
 制作するコンテンツによっても変わりますが、大きな編集の流れは下記の通りとなります。

  1. ワークスペースファイルを作成する
  2. 素材となるデータを取り込む
  3. 本文の見栄えを調整する
  4. ページのレイアウトを設定する
  5. リンクなどのイベントを設定する
  6. 書誌、目次を設定する
  7. コンテンツの見栄えを確認する
  8. 編集したコンテンツを出力(パブリッシュ)する

 以下、順を追って説明します。

1. ワークスペースファイルを作成する

 ワークスペースファイルとは、編集中のコンテンツのデータを保存しておくファイルです。保存したワークスペースファイルを読みだして編集することで、前回の続きから編集が出来るようになります。XMDFビルダー3を用いたコンテンツ編集は、このワークスペースファイルを作成することから始まります。

ワークスペース作成画面

ワークスペース作成画面

 上記の赤枠内のように、XMDFビルダー3をインストールした状態ですでに、いくつかのワークスペーステンプレート(画面サイズ・出力フォーマットバージョンの設定などが記録されたファイル)が用意されています。よく使う設定をワークスペーステンプレートとして追加することも可能です。

2. 素材となるデータを取り込む

 次にコンテンツの素材となるデータを取り込みます。取り込み可能なデータは、テキストファイル、HTMLファイル、Adobe InDesign IDMLファイル、XMDF記述フォーマット(XMLファイル)です。

素材データ取り込み

素材データの取り込み

3. 本文の見栄えを調整する

 次に、取り込んだテキストの文字装飾、段落設定、禁則設定などを行います。

本文見栄え調整

本文の見栄え調整

 取り込んだ素材がHTMLファイルや、IDMLファイル、XMDF記述フォーマットの場合には、もともと設定されていた文字装飾、字下げなどの段落設定などが引き継がれていますが、端末で表示する場合には適切でない場合もあります。[1]内のタグ付きテキストを直接編集するか、[2]や[3]のツールを利用して、端末で適切に見えるように修正して行きます。

 JIS第1水準、第2水準以外の文字であってもUnicodeの範囲の文字(注1)であれば、通常の文字と同様に[1]のウインドウで編集が出来ます。そして最後、コンテンツを出力する(パブリッシュする)際に、外字にすべき文字があれば検知され、外字画像が自動生成されてコンテンツに格納されます(注2)。この外字自動生成機能は、Adobe Japan 1-6の範囲の文字に対して適用可能です。

(注1)Adobe Japan 1-6の範囲内の一部の文字のようにUnicodeに含まれない文字は、CID値を専用タグで記載します。
(注2)この機能を使うには、外字画像生成の許諾が取れているOpenTypeFontを各自で準備いただく必要があります。

 また、InDesign上で段落スタイル・文字スタイルの設定をしたIDMLファイルを素材として取り込んだ場合には、設定したスタイル情報が引き継がれるため、同じ段落スタイルが設定されている個所の設定値(字下げ幅、揃え、文字サイズなど)を一度に変更したり、同じ文字スタイルが設定されている個所の文字装飾を一度に変更したりすることが出来ます。これにより、見出し、リード、サブ見出し、本文といった文書の構成要素単位で、スタイル編集作業を効率よく行うことができます。

段落スタイル編集

段落スタイルの編集:字下げ幅、揃え、フォント設定などを編集できる

文字スタイル編集

文字スタイルの編集:フォント設定などを編集できる

4. ページのレイアウトを設定する

 3.で編集したテキストを表示する範囲や、背景に配置する画像などの設定を行うことにより、ページレイアウトを編集します。

レイアウトを編集

レイアウト編集画面

5. リンクなどのイベントを設定する

 必要に応じてリンクなどのイベントを編集します。クリックされる文字列や画像を設定し(下図の1と2)、その時に起こる動作(アクション)の編集(下図の3)を行います。クリックした時のアクションには、ページ移動、音声再生、動画再生、URLジャンプなどを指定することが出来ます。

イベント編集

イベントの編集

6. 書誌、目次を設定する

 タイトル名や著者名などの書誌、目次などの編集を行います。

7. コンテンツの見栄えを確認する

 XMDFビルダー3のビューア表示機能、もしくは確認用PCビューアを使い、PC上でコンテンツの見栄えを確認します。問題があれば、上記3~6の編集に戻り修正します。

ビューアで見栄えを確認

ビューアで見栄えを確認

8. 編集したコンテンツを出力(パブリッシュ)する

 7.のコンテンツの見栄え確認で特に問題が見つからなければ、最後に編集したコンテンツを出力(パブリッシュ)して完成です。

 この時、出力するXMDFのバージョンを指定することも可能です。出力可能なXMDFのバージョンは、電子ブックストア「GALAPAGOS STORE」で採用している最新バージョンと、従来バージョンのXMDF(XMDF 2.x)です。また、NTT DoCoMo様のiアプリ、Softbank mobile様のS!アプリ向け専用フォーマットであるCompact XMDF形式での出力も可能です。

 なお、コンテンツの出力(パブリッシュ)には、ライセンスファイルが必要です。
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